空手をベースにした筋トレは効果あるの!?
空手をベースにした筋トレは効果あるの!?
若い頃から空手をやっていましたが、瓦やブロックを
叩き割るイメージが強いと思います。
私がやっていた空手はフルコンコンタクト系でしたので、
身体をギリギリ限界まで鍛え抜くというイメージがつきまといます。
そのような練習が身についていたのが、現役を離れても、
筋力トレーニングと柔軟な身体を維持させるためのストレッチは
毎日、欠かさず行っています。
と言っても現役の頃のように何時間もトレーニングをするのでなく、
朝起きての15分間。
仕事から帰宅してからの30分間だけです。
朝、主にやっているのは、腕立て伏せと開脚ストレッチ。
腕立て伏せと言っても、手のひらを広げて行うのではなく、
握り拳のままで、拳を床に立てて行う拳立て伏せです。
初めてやろうとすると、小節が痛くなるので、初心者の人は、
タオルや分厚い布を床に敷いて行うといいでしょう。
この拳立て伏せの効果は腕だけの筋力だけでなく、手首が強くなり、
また、腹筋にも間接的な負荷がかかることから、緩やかにお腹の
筋力も付けることができます。
これを朝夕30回ほど続けるだけで、腕の張りが変わってくるのです。
また、開脚ストレッチをつづけている理由は柔軟性を保つことも
目的なのですが、回し蹴りによる瞬発的な筋力を
維持させるためでもあるのです。
昔はかなり高い位置まで足を上げることができていました。
最近は、少し落ちてきたのですが、それでも回し蹴りを夜に
20分ほど続けています。
これは身体のバランスを取ることで、下半身の強化にもなります。
下半身の強化は、新陳代謝の維持にもなるのです。
というのも、体の筋力の2/3は足腰に集中しています。
意識的に下半身の筋力をつけることもいいのですが、回し蹴りの
練習の副次的効果で足首から太腿までしなやかで、
且つ張りのある筋肉を創りあげてくれます。
空手のトレーニングは特別なように思えるのですが、身体の
バランスと筋力アップ、柔軟性を一度に養える方法なのです。
これを続けることで、とても元気な身体を維持することができています。